• 研修の夏を終えて(その1)2016年09月21日更新

    すっかり夜になると夏のかけ布団では肌寒くなってきましたね。暑さが厳しかった夏も終わり、そろそろ気持ちの良い秋晴れとなってくれるといいのですが、どんよりお天気はまだまだ続きそうです。

     

    なのはなでは、よりよい療育のために常に職員同士が連携を取り、相談しながら療育のプログラムを考えていますが、さらなる向上のために講師を招いた研修会や、事例検討会も定期的に行っています。

     

    2事業所になりあらたに職員も増えたため、6月には全員が初心に戻って「療育」を考えることを目的とした職員研修を行いました。なのはなの目指す「一人ひとりに合わせた療育」と言う事は容易いですが、行う事は難しく、お子さんの到達度を見極め、目的に合わせた対応が必要となり、指導員も日々考えながら課題を用意しています。

     


     

    この療育の世界は、何か一つこの方法、やり方が正しいという方法は存在しません。それゆえ行動療法やTEACCH、マカトンなどたくさんの指導方法があります。どれが一番効果的かという事は証明されていません。なのはなの指導員たちは「目の前の子どもに何を伝えたいか」「どうしたらその子ができるようになるか」という思いで日々悩み、考えながらお子さんに合った課題を用意しています。 今回の研修では療育をする時の「大事な視点とは」、「誰のための療育か…」、をあらためて考える話を聞く事ができました。今後の療育にぜひ生かしていきたいと思います。

    (なのはな指導員 山村)