• なのはな定例セミナーを開催しました!2017年10月31日更新

    10月29日(日)今年度2回目の厚木なのはな定例セミナーを開催いたしました。なのはなの先生方やスタッフも含め、37名の方にご参加いただきました。
     
    今回の講師は臨床心理士としてご活躍されている角田みすゞ先生をお招きし

    ~豊かに生きるために~「教わる力をどう育てるか?」のタイトルでお話しいただきました。
    心理の専門家の立場から、また3人のお子さん(末っ子の次男が自閉症)を持つお母さんとしての立場から話していただいた内容はとても説得力があり、心に響きました。
    海外での生活を含む7回の引っ越し、22年間同じ先生のもとで受けてきた療育、また携わってきた福祉関係中心のお仕事での豊富な経験が子育てに上手に活かされて来たと感じました。
    特に小さい頃から撮り続けてきたというお子さんの写真をたくさん交えてのお話は大変わかりやすく、お子さんの成長の様子が直に伝わってくるものでした。
    参加者の感想から「印象的だったこと」のいくつかをご紹介します。

     

     

    15

     

     

    ・「1日のうち15分だけ、子どもと向き合う」
    ・「関わり方の原則は、小さな声で・肯定的な言葉かけ・短い合図で」
     「ほめて“終わりを作る”(禁止しない)」(なのはなの“ペアレントトレーニング”でやっていることと重なります。)
    ・「人から教わる力を育てる事が働くことにつながっていく」
    ・「地域の人と一緒に生きていけるような関わり方を育てていく」
    ・「無理はしないけれどあきらめない」      etc

     

     

    1時間半の講演時間はあっという間に過ぎました。
    「話が聞けて本当に良かった」「角田先生の話をまた聞きたい」など、皆さん大変満足されていたようです。
    外は朝から雨が降る寒い一日でしたが、会場内は先生の優しい声を聴きながら、温かい雰囲気に包まれていました。