昨日、6月14日に依知南公民館にて「なのはな定例セミナー」を開催しました。
27年度第1回目のセミナーは「特別支援学校のセンター的機能とは?~地域との連携について~」といったテーマで、伊勢原養護学校 連携支援グループリーダー 高田麻里先生に講演を行っていただきました。
24名の方にご参加いただき、スタッフ8名も加わり総勢32名でのセミナーとなりました。ありがとうございます!
まずは特別支援学校とは??とのお話しから詳しくご説明いただきました。
県内に複数ある特別支援学校でも各部門ごとに分かれているんですね~ 伊勢原養護学校は知的障害の方を対象とした学校です。
28年度に新しく海老名に開校する県央特別支援学校は知的障害、肢体不自由の方が対象だそうです。
ところで、新しく開校する「県央特別支援学校」、「伊勢原養護学校」。名称がなぜ違うのかご存知でしたか?
平成19年度より、養護学校は「特別支援学校」という新しい名称になったそうです。
なので、平成19年度以降に開校した学校は「〇〇特別支援学校」、その前からある学校は「〇〇養護学校」という名称だそうです。
伊勢原養護学校のご紹介をしていただきました!
校内の写真などはふむふむ。とても視覚的支援が多く、このあたりが地域の学校とはだいぶ違うな~、という印象を受けた方も多かったかと思います。わかりやすくて、お子さんも理解しやすく、成功率アップ!ですね(^^♪
そしていよいよ、特別支援学校によるセンター機能のお話しをしていただきました。
1.巡回相談
2.来校相談(特別教育相談)
3.電話相談
4.研修会
5.専門職の活用
6.関係機関との連携
こんなにも色々な機能があったんですね!
伊勢原養護学校の担当の先生が学校訪問をして下さり、支援策を先生方と検討して下さる巡回相談の他にも、
保護者が直接、伊勢原養護学校に来校して相談ができる来校相談、電話で相談ができる電話相談、などがあります。
いずれも事前のお申込みが必要となりますが、すべての相談支援がこちらでの受付だそうでお電話もなかなか繋がりにくい事もあるそうです。根気よくかけてみて下さい(^_^;)
伊勢原養護学校のホームページでは年に3回(5月、7月、12月)開催されている個別教育相談会のお知らせや、研修会のお知らせなどもしているそうです。ぜひ必要であれば情報をキャッチして、よりよい環境になるような支援に繋げられるといいですね。
お話しをして下さった高田麻里先生はとても気さくな方で、きっとモヤモヤとしている悩みや心配事を保護者の方に寄り添っていい方向へ流していただけるのではと感じました!
最後にご紹介された、「まずは連絡してみよう そこからつながりが生まれます」という言葉はまさにその通りだと思います。抱え込まないで、たくさんでなくても、まずは一つだけのつながりだけでもぜひ作って下さい。