なのはなの療育は、相手に「気持ちが伝わること」を重視し、
子どもたちが自分で気持ちを「伝えられる」ことを目指しています
私たち「なのはな」は、発達につまずきのある子どもをもつ親たちが集まり、
2010年2月に療育相談サークル「なのはな」として活動を開始しました。
発達障がい児の社会的自立を目指した長期的な療育相談・学習支援を柱としつつ、子どもとその親の心に寄り添いながら、
情報交換を行ったり、研修会を開いたりして、支援の輪を広げることを目的として活動しています。
「厚木に障がい児が通える、療育の場を作ろう。」その思いだけで始まった私たちの活動。
当時、市内には就学後に継続して通うことのできる療育施設がほとんどありませんでした。
そのため、親子ともに長期にわたり地域の中で相談ができ、障がい特性を踏まえた療育を受けることで、
子どもが自分に自信を持って生活することができる支援を行うことを目的に活動を目指し、
2011年7月にNPO法人「厚木なのはな」は設立されました。
準備までの間、本当に色々なことがあり、決して順風満帆とは言えませんでしたが、数々の困難を乗り越え、
なんとかここまで辿り着きました。起業することなど全く縁のなかった主婦たちが、わが子のためそして
ほかの子どもや親たちのために力になりたいという気持ちが、こうした大きな形となりました。
これまで私たちの活動をボランティアとして支えて下さった療育指導スタッフに、新しいスタッフも加わり、
より一層お子さんの気持ちに寄り添いながら、一人ひとりに合わせた支援をして参ります。
これからも、一人でも多くの子どもたちと保護者の皆様を支援できますよう、
スタッフ一同頑張って参りますので、どうぞ宜しくお願い致します。
特定非営利活動法人 厚木なのはな
理事長 中川 孝子