新型コロナウイルスの猛威に私たちの日常も脅かされている日々となっています。
学校の臨時休校が一斉に発表されてから、2週間あまりが経とうとしていますが、お子さん達は落ち着いて過ごせていますか?
なのはなに通ってきているお子さん達は大きく動揺や混乱をする事もなく日常生活を送っている様子です。
年度末の3月。いつもなら、新学期に向けて見通しを立てて日々を過ごすお子さんや保護者の方が多い時期ですが、4月からの予定もまだハッキリとしない中で不安や緊張感も高まりますね。
今回の騒動で、家庭の形は様々ですが、家族と長い時間過ごすお子さんが多いかと思います。
こんな時だからこそ、時間はたっぷりありますので家庭の中でお子さんと良いコミュニケーションを取る時間を作ってみて下さいね。
忙しい日常の中ではなかなか親もゆとりがなくて、毎日決まった時間の中にお子さんの行動をはめ込む事に精一杯!という方も多いかと思いますが(我が家がそうです。。)いつもよりも時間にゆとりがある時にはぜひ、お子さんが家庭の中で一つでもできる事を教えてあげて下さい。
年齢の大きいお子さんは、将来困る事が少なくなるように家事を、年齢の小さいお子さんはほんの小さなお手伝いでもいいのでおうちの中でのお仕事をゆっくり手順を立てて教えてあげて下さい。
家庭の形で、お子さんの留守番が難しいという方、日中過ごす場所がなくて困った、という方はこの機会に今後またこのような事態が起きた時にはどういった福祉サービスを活用できるのか、どういった形で援助を求めればいいか、地域の中のネットワークに活用できるものはあるか、というような事に目を向けてみて備えて下さいね。
早く落ち着いた日常になる事を祈るばかりです。引き続き、体調管理、情報収集に気を配っていきましょう!
3月16日に予定していたなのはな茶話会は、新型コロナウイルスの影響で学校が休校になったため、中止とさせていただく事になりました。
療育は通常通りご利用いただけますので、体調面などのご確認をしていただき、予定通りご来所下さい。
厚木なのはなでは、年に数回、季節のイベント療育を行っています。
今月は、2月8日(土)に『バレンタインイベント』を行いました。
両事業所で24名のお子さんが参加してくれました!!
たくさんのご参加、ありがとうございました~
毎年、チョコ関連のお菓子を作っていますが、今回は、「もちもちドーナッツ」です!!
あの本家にも劣らないもちもちした食感のドーナッツを目指して、グループに分かれて作りました!
普段の集団療育は固定のメンバーでの療育ですが、
季節のイベントは通所してる小学生のお子さんを対象としてますので、誰でも参加できます。
なので!初めて会うお友達同士がグループに分かれて作ります。ドキドキですね!!(^^;)
2,3人ずつのグループに分かれて
調理の手順書を見ながらどの部分をやるか役割を決めたり、一緒に道具の準備をしたりして
みんなで作業を行います。
そして、
焼きあがったドーナッツに自分でチョコレートやチップをふりかけ、デコレーションをしました。
今回のドーナッツづくりでは、一人3つずつ作成しました!
そのうち、1つはおやつとして食べて、残りの2つは自分でデコレーションしたバックに入れて持ち帰りました。
午前、午後のどちらのグループもみんな『完食』です!!
いつもの療育で調理をしてもお母さんに見せたくて食べずに持ち帰っていたお子さんも
今日は、おやつの時間にみんなと一緒に1つを食べて帰りました~!(^^)v
帰りの会での感想も「おいしかった」「楽しかった」「また参加したい」など一言ずつ言うことができました。
みんなが楽しくドーナッツを作り、おいしく食べて帰ることができたようでよかったです!!
その日に出会ったお友達とでも役割を相談して決めたり、
「持っているよ」とボウルを支えてあげるなど子ども同士のかかわりができる場面もありました。
季節のイベントでは、
季節の行事を楽しむことのほか、子どもたち同士のかかわりを促すことも目的にしていますが、
「家族(誰か)の役にたった」という自己肯定感を高めることも視野に入れています。
「自分が作ったものを誰かにあげて、そして、喜んでもらえる」「お母さん(家族)がおいしいね」って言ってくれる
そんな何気ない一言が子どもはすごくうれしいんです!!
そして、自信になります。
年に数回しか企画ができませんが、来年度も予定していますので、楽しみにお待ちください。
皆様のご参加をお待ちしています!!
2/11、祝日の火曜日にアミューあつぎにて、なのはな定例セミナーを開催しました。
今回のテーマは、「今から知っておきたい卒業後の住まい方とその暮らし」との事で、又村あおいさんにお話しをいただきました。
今回も大変わかりやすく、具体的なイメージが想像できるような内容が盛りだくさんでした!
障害のある人の「住まい」を考える
障害のある人の「住まい」を支える制度やサービス
障害のある人の「住まい」を取り巻く課題
こちらの内容で、現状の選択肢の種類や仕組みについてお話しをいただきました。
グループホームの運営の事や、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の事までと、大変幅広い内容で、知らなかった事がたくさんでした。
まだお子さんの年齢が小さいという保護者の方にも多くご参加いただきましたが、まさに又村さんのお話の中にあった(相談支援の内容でしたが)「漠然とした不安感を、具体的な課題に変えていく」という事を頭に入れておけば、親として何をすればいいのか、という所に対して安心感が持てると感じました。
(又村さんのお話の中では、相談支援員さんにそこを手伝ってもらおうよ、との内容でした)
またこうした福祉の制度はこの先、変化をしていく事になると思いますが、お子さんが成人後にどのようなライフスタイルを送るようになるのか、とういう事に対して少しイメージをしてみると今から身に着けさせておきたいスキルや難しいから支援をしてほしい所、などが見えてくるかと思います。
先々、どんな力が必要か、今から家庭で教えていける事はどんな事か、「住まい」の事を考えてみるとまた新しいヒントが見えてきそうですね。
日差しが暖かくなったり冷たい風が吹いたりと、気温の変化がありますが、まだまだ冬らしい寒さが続きますね。
さて、早いもので今年度最後のなのはな茶話会のご案内です。
ぜひ、一息つきに来ませんか?ご参加お待ちしております!
<3月なのはな茶話会>
本日、なのはな栄町にて茶話会を開催しました。
お子さんの年齢は未就学~中学生までと幅広い皆様でしたが、参加者3名、なのはなスタッフ2名で和気あいあいとお話しをする事ができました。
お子さんがこれから小学校に入学をする、という方は、どのような流れで、入学後、どのような支援が必要か、という所は未知の世界だったりしますよね。お話しを聞いていて、私も自分の子どもが入学前の時期を思い出し、懐かしく思いました。
先の不安な事や、心配に感じている事は一人で悶々と考えるとますます大きくなっていき、焦りが膨らみますよね。
まだ心配しなくてもいい事、これから準備しておきたい事、いくつかの選択肢がある事などを知っておくだけでも安心材料になります。
経験してきた方から直接、流れなどを生の声でお聞きできるのが一番いいのですが、身近にそういったお知り合いがいない、という方は今、お子さんに関わりを持ってる支援者に相談してみたり、情報収集をしてみて下さい。
なのはな茶話会ではそういった大きな心配、小さな心配や、よくわからない先の事、などを気軽にお話しをしていただき、少しでも見通しを立てて安心できるような気持ちになっていただきたい、と常々思っています。
お一人で不安や悩みを抱え込まないで、ぜひ色々な人からお話しを聞いてみて下さい。
一人の支援者だけでなく、色々な方、ご家族、お友達などに今、疑問に感じて不安に思っている事をお話ししてみて下さい。
なのはなスタッフは子どもの年齢がだいぶ大きくなってきたので、ある程度の小さな心配でしたら図太く流せる技も身につけましたよ(笑)
ぜひ、お気軽におしゃべりをしにきて下さいね。
次回の茶話会は3/16(月)の予定です。また詳細が決まり次第、お知らせ致します♪
2020年、スタートしましたね! オリンピック、パラリンピックが東京で!と決まった時には、まだまだ先だなあ、と思っていましたが、いよいよオリンピックイヤーに突入です。日本中が明るく良い一年になるといいですね。
なのはなでは今年も職員一同、なのはなに通ってきてくれるお子さんの歩みに一緒に寄り添っていきたいと思っております。本年もどうぞよろしくお願い致します。
さて、なのはな定例セミナーのお知らせです。
昨年度のセミナー講師としてお迎えした又村あおいさんに今年もお越しいただける事になりました。今回は前回テーマ「卒業後の進路・就労事情について」の続きとなるような内容をお話していただきます。これは皆さまからのアンケートからもぜひ聞きたいという意見が多かったものです。
学校卒業後には家族との同居、グループホーム、入所施設、一人暮らし…など、どのような住まい方があるのか、そしてそこでの暮らしはどうなっているのか、今の時期から少しでも知っておきたいところです。最新情報も織り交ぜながらのお話は、保護者の方だけでなく、支援者や関係諸機関の方等、沢山の方々に聞いていただけたらと思います。
2019年度第2回厚木なのはな定例セミナー
今から知っておきたい「卒業後の住まい方とその暮らし」
<日時> 令和2年2月11日(祝・火)14:00~15:30(今回は午後日程です)
<場所> あつぎ市民交流プラザ(アミューあつぎ)6階 ルーム610
<講師> 又村あおい氏
<参加費> 無料
<定員> 50名 先着順
*託児はおこなっていません
申し込み先 特定非営利活動法人厚木なのはな
046-404-0663(なのはな)
046-404-2237(なのはな栄町)
atsugi_nanohana@yahoo.co.jp
電話、またはメールにて
①お名前、②連絡先、③お子さまの学年(外部の方は所属先)をお伝えください
~又村あおい氏 プロフィール~
・全国手をつなぐ育成会連合会政策センター委員 ・機関誌「手をつなぐ」編集委員
・日本発達障害連盟JLニュース編集長 ・発達障害白書編集委員 ・内閣府障害者差別解消法アドバイザー
ご参加、お待ちしています(^^)/
<1月なのはな茶話会>
今回で6回目の開催となっていた、なのはなペアレントトレーニング講座が全5回、終了しました。
幼児さんから小3の保護者の方、6名がご参加してくれました。
毎回、初めは皆さん、緊張されておられるご様子ですが、共感したり、いいヒントをお互いに得たりしていく中で表情が和らいでいくのがわかります。本などを読んでお子さんへの効果的な関わり方などをご自身で勉強されている方も多くいますが、やはり一人で悩んでいたけれどこういった場で皆さんと共有できる事ができてよかった、との声を多くいただきます。
いつもお伝えしているように、この講座を受けたからといって、突然お子さんの困った行動がなくなるわけではありません。
今回の参加者の皆さんは、本当にとても上手に日常の中で無理のない範囲で取り組んでいらっしゃいました。まずは自分の関わり方(声掛けなど)を変えてみる。そうした事で子どもの行動が変わってきた、(もちろん、変わらない行動もあります)とのご報告を毎回お聞きするたびに、本当に嬉しくなりました♪
せっかくご縁がありお仲間になったので、講座が終わった後も、ぜひ皆さんで引き続き、情報共有やホッと息抜きタイムなどを楽しんでもらえたら、と思います(^^)/
なのはな茶話会もご活用下さいね☆
11月24日(日)、なのはな定例セミナー「年齢に沿った親子の距離の取り方」を開催しました。
小学校1年生から高校2年生の保護者の方までと、お子さんの年齢層も幅広い参加者の皆様でしたが、大変熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
後に色々な所で深く影響のある乳幼児期の「愛着形成」のお話しから始まり、学童期の親の関わり、中高生の見守り、携帯電話やSNS、ゲームについての皆さんが頭を悩ませておられる課題などに触れる内容もありました。
学齢期後に目指す事を少しずつ意識しながら、「今」からできる事を考えて、必要なスキルを養う、練習する事はできます。
セミナーにご参加いただいた保護者の皆様は大変熱心にお子さんの将来に向けて考えておられる事が、セミナー後のアンケート、感想の中で伝わってきました。
セミナー内容の中で、ペアレントトレーニング講座でテーマとしている部分と重なっている事が多くありました。
悩んだ時には親だけで抱え込まず、学校や社会的資源の力を借りて下さい。なのはなもお手伝いを今後もしていきます。