8月29日(月)の午後、厚木市文化会館にて「福祉の広場」イベントが開催されました。
(厚木なのはなは今年も協賛させていただきました。)
福祉の広場は、厚木市内の福祉・医療・教育団体や個人がともに手を携え「福祉の街づくり」の一翼を担いたいとの思いから2009年に結成されたそうです。
今回が9回目となりました。
今年の演目は、昨年同様『プルミエ』によるピアノ・ヴァイオリン・チェロ三重奏のプチ・コンサートと『影絵劇団かしの樹』による音楽影絵劇でした。
第1部のコンサートは全6曲で、美しい音色に酔いしれました。途中で会場の皆さんと一緒に歌って盛り上がる場面もありました。最後の曲「ハナミズキ」は手話も使って表現され、その情景が浮かぶくらい感動しました。
第2部の影絵劇は佐野洋子原作『100万回生きたねこ』です。昔から読み継がれてきた有名な絵本ですが、恥ずかしながらまだ読んだことがなく今回お話の内容を初めて知りました。『100万回生きた』とはそういうことだったのか…とその発想にびっくりです。物語の最後は切ないのですが、でも見方を変えれば「幸せな結末」なのかもしれません。(あらすじをお知りになりたい方はぜひ原作本をお読みください。)
影絵によってそのストーリーの妙がさらに際立ちを見せ、深くその世界へと入っていきました。たった数名で影絵を動かしていることは驚きでした、また語り部の方も素敵でした。
全部で1時間半ほどの鑑賞となりましたが、あっという間の時間でした。
厚木なのはな利用者の方々もご家族連れで来られていました。
夏休み最後のイベントとして、きっと楽しい思い出となったことと思います。
家族で過ごす素敵な時間がこれからもたくさんあるといいですね。